何とはなしにYouTubeを見ていたらこんな動画を見つけて、そういえば下書き保存したままのブログ記事があることを思い出した。
編集履歴を見ると2021年1月2日で止まっていたから、その辺りでこれはもう書き進められないなと思って下書き保存に突っ込んだと思われる。よし、もうそのまま公開してしまえ。
まーたオタクはすぐイメージソングとか考えるんだからやめてよねこのイメソン厨が、なんて声が聞こえてきそうだが、競馬場に向かう道中はつい気持ちが入る曲を聴いてしまうし、この曲はこれっぽいなあ、と妄想してしまうから、そういうブログを書くことにした。
酸欠少女さユり『ミカヅキ』MV(Short ver)アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」EDテーマ
曲名で決めただろ、と言われても否定できないやつ。「醜い星の子」とかいやキタサンミカヅキ違うから! とセルフツッコミしたくなる部分もあるけれど、でもこのミカヅキとサカナクション『三日月サンセット』は大井のナイター競馬に向かうときによく聴いていた。「追いつきたいや 追い越したい ああ夢に見たような世界 ねぇ」あたりの歌詞は、中央競馬で勝利をあげつつも地方競馬に移籍して、そこで花開いたキタサンミカヅキを描いているような感覚を抱いてしまう。
2017年関屋記念のゲートが開いた瞬間を思い浮かべながら聴いてほしい。これはもう出だしが神。何が神がかっているかというと、関屋記念のマルターズアポジーのあのスタートにぴったり。「放て!」であのスタート見せられたらもう誰だって虜になるでしょう。というと、関屋記念=最後に勝ったレースになってしまうけれど、そこから聴き始めたのかと言われるとまあ遅いんだけど、でもこの曲の疾走感というか、速さはマルターズアポジーのあの速さ・スタートダッシュに合っていると思う。走り続けるとか、「私が今 私であること 胸を張って誇れる」の部分は逃げ戦法を貫いてきたアポジーに合っているんじゃないかなって思う。この部分の盛り上がりとか、引退レースになった中山記念で武士沢騎手と再びタッグを組むことになったときのマルターズアポジーと武士沢騎手のファンの双方の気持ちの昂りと沿っているように思うし。
武士沢騎手がソラニンを歌ったという事実だけでエモさ100倍(やなっきゃナイトのブログレポ記事を見かけたことがある)。何というか、武士沢騎手の惹かれる部分の概念を歌った曲がソラニンみたいな?いや何を言っているかちょっとわからないですね。わかる。文字を打っている私も何を言っているかわからない。けれど、ソラニンの取り戻せない時間だとかやり直せない後悔だとかでもそれを受け入れる諦めの良さ/諦めざるを得ない状況だとかが武士沢騎手のこれまでを表現しているようで、これを彼が歌ったというのはエモいとしか言わざるを得ない。あー死ぬまでに一度はぶっしーが歌うソラニンを聴きてえー!
下書き保存の記事はここで終わっている。本当は2017年の七夕賞翌日から聴きまくって自分の納得できる落とし所を探していた『1/6の夢旅人2002』(樋口了一)なども入れたかったのだけれど、書く体力が追いついていなかったのだろう。
もう1年以上競馬場には足を運んでいないけれど、次に競馬場に行くときには何を聴くのだろう。その日が楽しみだ。
ちょっと増えたから追加する(2022/12/24)
そのまんま。馬名に合わせて聴いている……。
オーロラアーク:Aurora
そのまんまその2というか何というか。このブログ記事(応援している騎手が本年初勝利を挙げた)を書くときにもずっと聴いていたから、これからも事あるごとに聴いていくかもしれない。