今年もなんとか仕事を納めた。納めたったら納めたのだ。きっと来年の自分がなんとかしてくれるだろう。
毎年言っているような気がするが、今年はより時が過ぎるのがあっという間に感じられた。目まぐるしく過ぎた1年だったと言えばいいのか。目まぐるしい、の一言では収まらないような思いもあるが、ともかく気が付いたら12月も終わりに差し掛かっていた。
武士沢友治 元・騎手(現・教官)の引退に、現役騎手の訃報、スマートフォンの使用に関する問題や若手騎手の引退など。もしかしたら自分が気付かない、あるいは見て見ぬふりをしてきた部分が露見した時期だったように思う。良くないとは思うが自分は「まあそういうこともあるやろ」と捉えるほうだし、世の人々が呆れたり軽蔑したりしているのを目にしても、その業界の何を、彼ら・彼女らのどこを神聖視していたんだ、と逆に冷めてしまう部分があるし今もその感覚は拭い去りきれないのだけれど、そういうことでもその段階でもないのだというのもわかる。かと言って何を言えばいいのかも自分で自分が把握できていない。情けないが、結局は今まで通りに振る舞っている。競馬場に行くし、馬券も買う。推しが表に出てくれればワーキャー言う。正しいとは思わないが、これが現時点で意識的にも無意識的にもこうしようという自分の意識の現れだ。
2024年後半は何があったか……仕事納めの勢いでブログ編集画面を開いたがうまく頭が回らない。
とりあえず資格試験に合格したのはホッとした。第一種衛生管理者に受かった。職場から取れと言われた資格じゃないし、合格率もだいぶ高いから自己満足の域を出ないのだけれど、やればできるのだという経験を積めたのは良かったのではないだろうか。合格後の申請書類には四苦八苦して何回かキレかけたけれども……。
競馬関係だと、武士沢友治 元・騎手(現・教官)を求め彷徨っていた。競馬学校の模擬レースやジョッキーベイビーズ、模擬レースのYouTube配信や競馬学校のInstagramなど。ジョッキーベイビーズは教えてもらわなかったら見逃していたから地に頭がめり込むぐらいに感謝感謝の感謝してもしきれないぐらい。その節はありがとうございました。でも「地獄でした」のワードチョイスは子ども相手にはどうかと思うぜ! 大人にはそのニュアンスで伝わるけれど、もっとわかりやすく言おうぜ!
ノルマンディーオーナーズクラブで続けている一口馬主のほうは、ムーンヘイローが移籍後の川崎競馬で初勝利をあげてうれしかったな。平日に地方競馬を観に行くのはなかなか難しいのだけれど、後でレース結果をチェックして一喜一憂している。アンビバレントはどうにかなってほしいけれど、といったところ。気難しいのはダメじゃないけれども……。
そのアンビバレントが中山競馬場で走るというので口取りに応募して、無事当選したからスーツで現地に向かったのが先日。出走が最終レースだったから朝イチ松戸で『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』を観てから競馬場に向かった。最後方からの競馬で周囲の(おそらく)ノルマンディー会員の方とどよめいたけれど結果6着まで来てくれてうれしいやらハラハラしたやら。
この日は中山大障害もあって、数年ぶりに現地で中山大障害を観戦したのだけれど、スタンドでこのレースを観ることができて良かったと思った。観客の次第に熱を帯びていく感覚や昂りはたまらない。今年は特にニシノデイジーがマイネルグロンとジューンベロシティに果敢に攻めていって(たしか最後の)バンケットを3頭横並びで登ってきたところでスタンドの観客が一斉に沸いたあの空気は身震いを覚えた。周囲も、自分も、ニシノデイジー・マイネルグロン・ジューンベロシティがターフビジョンに映ったあの瞬間のどよめきと興奮は身体に稲妻が走ったのではないだろうか。映像がバチバチッと脳に焼き込まれる感覚は久しぶりだった。そして最後の直線に入って確信できたニシノデイジーの勝利には熱くなるものがあった。
今回の中山大障害といえば、発送前にターフビジョンで流れた過去のレース映像で2019年シングンマイケルが勝ったときが映って、あの時の夢を見たような感覚と、もう5年も経つのかという気持ち、そしてもうシングンマイケルはこの世に居ないのだという切なさというには割り切れない感情がぶわっと身内に一斉に渦巻いてちょっと処理に手間取った。うれしいのだけれど、それだけじゃないというか。競馬、難しいよね。
明日は2024年最後の中央競馬開催がある。中山10RのコントレイルCにシグナルファイアーが出走するのが気になるかな。