一口出資馬であるアンビバレントのデビュー戦を見届けた後、万代シテイ行きの路線バスに乗るため新潟競馬場を後にした。新潟駅から新潟競馬場までの直通バスの往復券っていつから無くなったのだろう……とICカードをかざす。またな！
ささっとお寿司食べて帰ろうと思っていたのだけれど、路線バスで乗り物酔いをしてしまった夫が外の風に当たりたいと言うので急遽今代司酒造へ。酒蔵見学はすでに満員になっていたから、大吟醸ソフトクリームをいただく。
今代司酒造のレジに沼垂ビールのショップカードがあって、それは貰わないまま外に出たのだけれど、ちょっと気になって調べてみたら今代司酒造とお寿司屋さんの途中にあることが判明。行くしかない、でしょ。
新潟新津線を歩いていると信号のある交差点で警察官が交通整理をしていた。信号が壊れているのかな？ と思いながら歩いてその交差点に出たら、どうやら新潟県駅伝の日で、さらにいま選手達が通過するところだった。車は時折通されていたけれど歩行者は完全に横断ストップ。「小千谷」や「佐渡」と書かれたゼッケンを付けて道路を駆け抜けていく選手達へ声援の代わりに拍手を送る。夫と「駅伝を沿道で見るの初めてだよ」といった他愛も無い話をしながら選手達の通過を待った。人間ってあんなに速く走れるのか……と謎の感動が芽生えた。
沼垂ブルワリーで荒波IPA。しっかり苦くて美味しい！ 店内でも飲めるみたいだったけれど、先客が常連さんっぽくて賑やかだったのと、天気も好かったから持ち帰りのプラカップにしてもらった。
そしてお寿司。夏の新潟開催のときに夫を連れて行ったら気に入ったということで、今回も別館立ち食い弁慶へ。夏がすんなり入店できたから秋なら待ち時間無いでしょう、と油断していたら全国旅行支援の影響かすっっっごい人出。ピア万代自体が人で溢れていた。でもいざ受付をしてみると、自分らの前に10組以上いたけれどほとんどがすでに離脱していたようで、覚悟していたよりかは待たずに入店できた。のどぐろ、皮はぎ肝のせ、日本酒ワンカップ、あゝ幸せ……！
お寿司いただいて満足したところで新潟駅へ。新潟駅でお土産を買おうとしていたのだけれど、ぽんしゅ館に着いて甘い考えだと知る。ピア万代の比じゃないぐらいどのお土産屋さんもレジが長蛇の列。サラダホープ……爆弾おにぎり……日本酒……と後ろ髪を引かれながらもあの中に入っていく勇気は無いとお土産は断念。こんなに混んでちゃ利き酒も人で溢れ返っているだろうと半ば諦めながら覗いてみたら、唎酒番所は奇跡的に人が少なかった。
日帰りでばたばたした感じが否めないけれど、競馬以外も新潟を楽しめたから良かった。帰りの新幹線は爆睡だった。
