パンだ

ゆるくまったりと好きなことを好きなように

2022年10月16日 新潟5R

去る10月16日、新馬戦を観ようと新潟競馬場へ足を運んだ。その新馬戦にはタケウチリッキーやセツナシュギ、タノムデホンマといった面白い名前の競走馬が揃っていた。

 

観たかったのはアンビバレント美浦青木孝文厩舎)で、一口出資馬の3頭目。これまでのユニオンオーナーズクラブからノルマンディーオーナーズクラブに移った。アンビバレントの母親はフォーミー。出資の決め手はここだった。アンビバレントの半兄にはフォーマイセルフがいる。

hrcoo75.hatenadiary.com

 

とはいえフォーマイセルフはフォーマイセルフ、アンビバレントアンビバレント。注目するきっかけはどうあれ、彼は彼として応援したい。そんな思いを胸に、新潟競馬場パドックアンビバレントが入ってくるのを待った。
パドックに応援馬が入ってくる瞬間は胸が高鳴ってしまう。また会えた、とか、やっと会えた、とか。かわいい! とか、無事に走ってきてくれー! とか。大きな期待とわずかばかりの不安が身体の中で渦巻く。
メンコ装着なのはダートだからだろうか。レース後のコメントを見ると、苦しくなってきたタイミングで砂を被って気持ちをなくした、といった旨のことがあるから、砂への対策か。そして耳覆いが無くてもメンコと呼んでいいのだろうか……?
ハロウィン感満載の飾り付けと一緒に。

 

パドック周回もある程度時間が経ったころ、ふと気が付く。諸君、おわかりいただけただろうか。
青木先生!!

 


新馬で手綱をとったのは菱田裕二騎手だった。ブッシーじゃなくてヒッシーだったよ、と出馬表を見ながら言っていたけれど、特にこだわりがあるわけではないので乗ってくれる騎手を信じるのみ。いやまあ好きな騎手が……武士沢友治騎手が出資馬に乗ってくれたら昇天してしまうが。この日は2Rで菱田裕二騎手が1着になったのもあって、心の中でずっと「ひっしー頼む! ひっしー頼む!」と唱えていた。

 


青木先生!!(2回目)

 

ちょっと待ってもうレース始まるの??? と心を落ち着ける間も無いままゲートが開いた。スタートは良く見えた。あとはどこまで保ってくれるか……。
(向正面でもめいっぱいのズームで撮りがち)

 


この辺りはもう砂を被って気持ちがなくなってしまった後だろうか。レース映像を観てみると、残り200mぐらいでアンビバレントは走る気持ちが萎えてしまったのかな、と。自分が見た感想だけれども。
でも走っている最中にこんな砂を浴びるんじゃ、そりゃ走る気もなくすよね……と思ったり。

 

結果は7着。他の方がどう思うかはその人それぞれに任せるとして、自分としては無事にデビューして、ゴールまで走ってくれて、地下馬道へ戻っていく姿を見せてくれただけで有り難い気持ちでいっぱいになった。今のところ、次走予定は第3回福島開催のようで、とにかく怪我や病気が無く、順調にいければ何も言うことはない。
まずは、デビュー戦お疲れさま!

 

 

余談だけれど、アンビバレントのデビュー日と、応援している武士沢友治騎手が久々の騎乗数多め(しかもオーロラアークにも乗る)の日とが被ってしまい、自分がもう1人居れば……! と思わずにはいられなかった。両方とも観たい。特にオーロラアーク。どうにかして競馬場ハシゴは出来やしないかと乗換検索で調べてみると、新潟競馬場から東京競馬場までの所要時間は約4時間半。アンビバレントが走る新潟5Rは12:00発走、オーロラアークが走る東京6Rは12:40発走。もう21世紀なんだからそろそろ40分で新潟-東京間を移動できてもよろしくなくて?