パンだ

ゆるくまったりと好きなことを好きなように

2022/05/25 徒然

「最も勝利に近い敗者」という表現を忘れられないでいる。こんなにも強く記憶に残るのは競馬について記してきた様々なもののなかで一二を争うほどだ。自分は物事をうまくできなかったり、すぐ怠けてしまったり、何にしてもよくできた試しが無くて、負けることは多々あっても勝つことなんかなくて、そもそも勝負事や競うことに対して苦手意識が強くて避けてきた。敗れっぱなしで悔しさより諦めの気持ちのほうがすぐに出てくる。そういう性質も相まってか、最も勝利に近付けたのなら負けても万々歳じゃないか、よくやったほうじゃないか、と思うが、そう思う一方で敗北は敗北でしかなく勝利に最も近付いたところで何の慰めにもならないという考えも頭をよぎる。こういうとき、人間にはやわらかい部分とつめたい部分が同居していると感じる。競馬は己の人間くささを鼻先に突きつけてくる。感情を動かされる。良くも悪くも。

2022/05/21 徒然

ブッシーが仰向けで転がっていた。最初見たときはこれは大変だと慌てたが、どうやらそこまで珍しいことでもないようで、最近はまた寝てるなーぐらいに思えるようになった。相変わらず水槽をちらっと覗けば凄まじい勢いで流木の影に隠れてしまう我が家のブッシー。こうやって寝ている(?)ときか、エサを食べているときにそっと近付いてやっと姿を見られるぐらいだから若干寂しい気もするが、まあブッシー自身が元気ならそれでOKだ。

2022/05/20 徒然

先月「シフォンケーキに挑戦してみたいけれどうまく焼ける自信が無い。と言ってはなから諦めてやらないのはつまらないから今度挑戦してみよう」と書いた。いつまでも先送りにしてはいられない。いざ、尋常に勝負。

hrcoo75.hatenadiary.com

 

結果。

焼いている途中、オーブンレンジを覗いて順調に膨らんでいることに安心したのも束の間、よく見たらオーブンの天井ギリギリまで生地が迫っていた。しかも焦げ臭い。

レシピを確認すると、オーブンは途中で開けてはダメ、どうしてものときは焼き時間の半分以上を過ぎてから、と書いてあったので時間を見つつアルミホイルを被せてみた。見ての通り、時既に遅しだったけれども……。

 

まあマフィンも焦げたし、焼成温度は今後の課題として、中身が良ければOKでしょうとシフォンケーキの型を外す。

南無三……。いわゆる底上げという状態だった。生地の混ぜ方が足りないか、温度設定か、もしくはその両方か。どっちにも原因がある気がする。

 

このまま負けっぱなしじゃいられない。また作るぞ。

 

底上げだったり焦げたりで見た目はいまいちだけれど、味は問題無し。ふわしゅわなシフォンケーキで美味しかった。

2022/05/11 徒然

そういえば府中のパドックはスタンド側に植えられた薄紫色のぼんぼりみたいな花が印象的だった(特に伊坂厩舎の馬装の雰囲気と合っていて可愛かった)。アリウムという植物らしい。いくつかある花言葉のなかで目を引いたのは「不屈の心」。それを府中パドックに植えるとは、いい仕事しますねえ……。ってまあそこまで深い意味は無くて植物の開花時期や特長による選択だと思うけれども。パドックの植物というと、福島競馬場アナベル(で合っているかは不安)も好き。福島競馬場、今夏は観客入れて開催するだろうか。実際に行くかどうかは現時点じゃわからないけれど、また福島行きたいなあ。

東京競馬場に行ってきた

武蔵野線を降りて西門から入場すれば視界に飛び込む広い空と芝コース、そしてずらっと奥まで座席が並んだフジビュースタンド。見慣れた光景に「帰ってきた」と思った。

3月末にも中山競馬場へ行ったが、その時とはどこか違う感覚だった。どう違うのかはうまく言い表せないけれど。好きな競馬場はたくさんあるが、自分のホームは東京競馬場だと感じた。行きやすさ(と過ごしやすさ)に安心感がある。

 

ここから当日撮った写真を載せていく。

 

東京1R、キョウエイパーリオ。騎手が乗ったらうるさいところを見せ始めたような気がする。ぐいーんと伸びたり、返し馬ではどこを見ているのかという感じだったり、夫も「ぶっしーが乗りそうな馬だなー」と苦笑いしていた。何だ何だ夫よ……分かったような口を利くじゃないか……(褒めてる)

 

東京2R、キタノポーションズ。9番人気で複勝キター! と思いましたとも。ええ。武士沢騎手のがんばれ馬券の収支はもう採算度外視ではあるがそれでも貰えるものは貰いたい。悔しいッ! あと、これ以降内を突いてくるから見ていてちょっと面白かった。

 

東京3R、スピーシーズ。舌ぺろっと出してお茶目な感じが可愛かったり、左目と右目でギャップがあったり、不思議な雰囲気を感じた。あと吉田照哉オーナーの勝負服を着た武士沢騎手ってあまり見ないなあ、と。ラフィンテールしか思い出せない……と思ったけれど彼女は吉田和子オーナーか。

 

東京4R、カフェクリスタ。カフェ服も久しぶりのような気がする。パドックでカフェクリスタを曳いていた方はサンマルデュークのあの方だろうか……?

 

東京8R、キタノポケット。もうすっかり北所直人オーナーの勝負服が日本一似合う騎手の名をほしいままにしているのではなかろうか(※個人の感想です)

 

東京12R、ペイシャフェスタ。"最終の武士沢"も聞かなくなってしまったなあ……。ペイシャフェスタは一昨年結婚指輪を受け取りに行った日に武士沢騎手騎乗で勝利を挙げたから思い出深く、やっと現地で会うことができてうれしい1頭だった。

 

以上、この日の武士沢騎手の騎乗数は6鞍だった。多い! うれしい! やったー! しかし最高で4着だった。ヤダー!

 

 

 

スペシャルサンクス・夫(※掲載承諾済み)

……まあ「ヤダー!」は冗談だが、キョウエイパーリオやペイシャフェスタ(あと日曜のアルテラ)で連敗脱出できればという淡い期待もあったから、どうにもうまくいかないなあ、と歯がゆく思ってしまった。195連敗はなかなかの大台なのでは……? って自分なんかがやきもきしていてもしょうがない。気を取り直して、来週の土日に備えることにする。

2022/05/06 徒然

ゴールデンウィークが終わってしまった。もともと休みが暦通りなのだが、今回は派遣先が5/2も休みということで7連休になった。ヤッタネ。

この連休中に何をやっていたか思い返してみれば、真っ先に頭に浮かぶのはザリガニ釣り。三十路がザリガニ釣り。7連休のうち3日間ザリガニ釣り。ザリガニ回収ボックスがあるような水辺で釣っていたのだけれど、あまり暖かくならなかったり先客(アオサギ、小学生など)が居たりで、思うような釣果を得られず消化不良となってしまった。

釣り方はシンプル。あたりめをたこ糸に括って垂らすだけのTHE・ザリガニ釣り。竿はそこら辺の棒を使う。夫は物陰に隠れているような、姿の見えないザリガニを釣るのがうまい。自分は物陰にいるザリガニをおびき出すのは下手で、見えているザリガニを釣るほうがどちらかといえば得意だ。

エサを近くに垂らして、美味しいものがあるよーと少しずつ近付け、気付いて食らいついても少し放置してエサを味わっていい思いをしてもらい、エサを自分のものだと思い込んで独占欲や執着心が芽生えた頃に釣り上げる。美味しい思いをして、これは自分のものだと一度思えば、少しばかり離されても追ってくるだろう、また手を伸ばすだろう、と。……ってザリガニの習性に詳しくないのだけれども。

そういえば回収ボックス等が無い場所でザリガニ釣りをしたらその場で再び放してもいいのだろうかと環境省のホームページを見てみた。その場で放す場合は構わないようだが、書き方から好ましくはなさそうな印象を受ける。自分自身、外来種問題について考えることはこれまであまり無かったけれども、もうちょっと関心を寄せるべきかもしれない。