パンだ

ゆるくまったりと好きなことを好きなように

ワールドエンドヒーローズを読みました

2021年4月。ワールドエンドヒーローズ(オフライン版)をインストールして、読みました。

 

英雄のいない時代は不幸だが、
英雄を必要とする時代はもっと不幸だ。
……という言葉と、松本梨香の「Alive A life」が頭の中にこだましています。

 

まだメインストーリー最後までとイベント・サイドストーリー片手で数えられるぐらいの新米指揮官まだ発芽したばかりという段階ですが、この胸のうちをどこかに吐き出さないと暴発しそうなのでここに吐き出します。

 

以下、考察とかそういうちゃんとしたものではない、感想。ネタバレ配慮も無し。

 

 

たぶん、ハッピーエンドなんだと思う。

 

こういうモノに不慣れだったから、インストールして最初のうちは2話ぐらい読んでは放置、またちょっと読んでは放置、という感じで遅々とした進みだった。オート機能も知らなかったから、本みたいに一気読みさせてくれ、ってまどろっこしさも感じてたし。少しずつ読み進めていって序盤は「あーたぶんこのおとなしめ少年の成長物語なのかなー」ぐらいにしか思っていなかった。
思っていなかったんですけど。

 

正統派の熱い展開が本当に面白かった……!

 

特に後半のストーリー展開、読もうと思えば途中すっ飛ばして最後の数話読んで結末だけ知ることもできたんだけど、そんなもったいないことできなかった。タイムラインがワヒロでにぎやかだったけれど、ネタバレ踏みたくないからリツイートも何も見ないぞ、と腹に決めたぐらいにハマった。そのリツイート、全ストーリーの更新時系列だったからむしろ見たほうが良かったのでは、と後になって分かったんですけど。

 

キャラクター1人ひとりも魅力的で良かった。メインストーリーを最後まで読んだ後にワヒロ開発陣の記事を読んだんだけど、「15人全員に、満遍なく力を入れる」「転んだら血が出るようなキャラにしたい」という言葉に嘘は無いし、それを大事にしてくれてありがとう、と思えた。

 

推しは誰かと聞かれたら、浅桐真大と神ヶ原衛になるかな。神ヶ原は、あの、なんというか、初恋が忍たま乱太郎の土井先生だったもので……も、もう! ここまで言えばわかるでしょ! 察して!
金曜日、職場の昼休みに神ヶ原事変こと『失踪』を読んでから、自分の中の何かが加速したのも実感している。それまで自分は神ヶ原に全幅の信頼を置いていて、ワヒロ読み進めているのは神ヶ原目当てというところも無きにしもあらずだった。そこでこの失踪。午後ずっと「俺……この戦いが終わったら“俺とともに歩もう”と言おうと思ってたんだ……なあ神ヶ原……いまどこで何を想っているんだ……」という心境だったのは言うまでもない。
ここら辺から展開が気になって気になって、気付いたら土曜朝に『15人目のヒーロー』まで読んで「なんというものを読んでしまったのだ……」とほうけてしまった。

サービス終了前に知っておきたかったという後悔もありつつ、自分はログインするとかそういう要素が苦手だから、一気読みできるオフライン版でワヒロにふれることが逆に良かったのかもしれない。いや、良くはないんだが……。

 

そして浅桐真大。ワヒロはどの登場人物も自分で切り開いているように思うのだけれど(久森や伊勢崎、頼城のあのシーンとか)、自分的には浅桐の考えろ考えろ考えて道を見つけろと自分に課しているスタンスが刺さった。あと、ドラマチック云々言うわりにシビアに現実を見ているのも良い。とか言ってたら「ボイスレコーダーよりもーーー!!」って感じでメンタルやられました。華の金曜日の21時半に、床に大の字で身を投げだして虚空を見つめたことがあるか? 私はある。
あと、浅桐のサイストと、ドロップリンクを選んだことについて思うことがあるけれど、もう一度読み返さないと理解が追いついていないところがあるから、ここはちょっとまだ自分の中で「んんん?」と考えるだけに留めておこうと思う。(20210422追記:一旦打ち消し線を使う)

 

なんかもう色々あって書ききれない。風雲児にも、御鷹にも(余談だけど、御鷹は序盤で透野にやられてしまうと思いました、だってあの顔だもの)鷲掴みにされているので。

 

ここまではメインストーリーを1周、たった1周と、あといくつかのイベント等を読んだだけの人間が吐き出しているものなので、「いやそこ違うけど」という箇所があっても許してほしい。他の諸先輩指揮官さんの考察や感想その他諸々もこれから漁るところでワクワクしている。もちろんまだ読んでいないイベントとかもいっぱいあるから楽しみだ。いやーもう時間が足りない!

 

イベント読んだり、メインをまた読んだりして、再びぐわーってなることがあったら追記しようと思うので、今回は一旦ここまで。