数年前、栃木県益子町の陶器市に出かけた。そのとき一目惚れして買った丼ぶりがあってずっと愛用していたのだが、夫と暮らし始めたこともあっていつかはもうひとつ欲しいなあと思っていた。しかし、ときどきネット検索してみるものの、表示されるのは売り切れの文字のみ。まあいつか縁があれば、とのんびりしていたら、常滑商工会議所の常滑焼ネットショップでついに出会えた。
冨本大輔さんの器。写真左の赤と青の線が入った丼ぶりが陶器市で買ったもの、右の青い線が入っているほうが今回購入した丼ぶり。ウン万円ではないものの個人的に安くはない買い物だったけれど、意を決して購入。届いて開封してみて、買って良かったと胸がキュンとした。ちょうどいい大きさ、すっと引かれた青の二重線のシンプルさ、毎日使っても飽きない、日々に寄り添ってくれそうなフォルム。幸いにも（？）麺ものを食べることが多いから、我が家で丼ぶりの出番は多い。どんどん使って、使うたびにうれしくなるのが容易に想像できる。明日の晩ご飯はおうどんにしようか。カニカマと卵を使った、あんかけうどん。楽しみだ。
