パンだ

ゆるくまったりと好きなことを好きなように

2022年12月17日 中山1R

アンビバレント勝ったぞー!


突然カメラを託された夫が試行錯誤で撮ってくれた1枚

ということで、一口馬主を始めて3頭目、初の出資馬勝利だった。現地で見届けられたことがとてもうれしい。距離は違うけれど、アンビバレントに出資したいと思った理由になった競走馬のフォーマイセルフも勝利をあげたのは中山競馬場で、しかも同じ逃げ切りという勝ち方だったから特にうれしさもひとしおだ。別の競走馬だとはわかっているし、面影を重ねては失礼だなと個人的には思っているけれど、うれしいものはうれしい。やったー!

今回はホライゾネットを装着しての出走。前走コメントで砂を被るのを極端に嫌がるとあったから、どうにかうまくいってくれたらなあ……と、期待と不安が綯い交ぜになった気持ちでパドックを見ていた。


どうしたって茶こしに見えてしまう

今回の鞍上は松山弘平騎手。三冠ジョッキーに乗ってもらってええんか!? と思いつつ、松山絶対ハナに立ってくれ弘平と念を送る。


松山マスクなのか寒さ対策なのかわからないよ弘平

返し馬を経て、発走を待つ。

ゲートが開いて、スタートも悪くなく、馬群の先頭に立って道中を進めることができたから、前回の12着からはもう少し良い着順だったら言うことないなあとレースを見ていた。ゲートが開いてから「逃げろ逃げろ!」と声が出てしまったのは許して。最後の直線ではクリストフ・ルメール騎手が手綱をとるシュバルツガイストや藤田菜七子騎手のダークンストーミーが迫ってきていたから、3着かなあ、やっぱりルメールには勝てないかあ、と諦めの気持ちが芽生えた。その2頭が1番人気・2番人気だったのもあって。

なんて思ったとき。

逃げ切ったーーー!!

シュバルツガイストが上がってきたのを見て諦めたから「えっ勝ったの???」という感じだったのだけれど、一緒にいた夫が慌てふためいて自分の荷物を預かろうとしてくれたのを見て、そうだ口取りだ、と気が付いた。リュックとデジタル一眼カメラとコートを夫に押し付けて、ノルマンディーオーナーズクラブの会員証を持って集合場所に小走りで向かう。

以下は夫が撮ってくれた口取りの様子。そんなこんなで人生初の口取り参加だった。

そしてこれは自分も一緒に写るのに出資会員の列に並ぼうとして、松山さんも、と呼ばれて照れくさそうに戻っていった松山弘平騎手。松山可愛いじゃないか弘平。

そんなこんなで一口出資馬が勝ったという実感が薄いまま口取りまで参加したのだけれど、ノルマンディーオーナーズクラブ公式HPで「アンビバレントが初勝利を挙げました」の文字を見つけて、今になって浮かれ始めている。レース映像も見返して、にやにやしてしまった。

未勝利を脱出できてひとまずはほっとしている。次走も中山開催になるのかな? とはいえ、いつも同じことを口にしてしまうけれど、次走のことを考えていても、未勝利脱出がどうこう言っていても、とにかく怪我なく無事にいってくれることが何よりだ。兄のフォーマイセルフやグラウシュトラールのことがあるから余計にそう思う。でも今夜ぐらいはうれしさに浸っていいのかもしれない。あとは次走までに砂への嫌がりが減れば……いや難しいかなどうかな……まいっか……(良くない)