明日、髪を切りに行く。地毛が天然パーマだから本当はもうちょっと短いスパンで美容室に行くのが良いのだと思うのだけれど、予約をすることから美容室に行くという一連の行為がどうにも億劫でついつい先延ばしにしてしまう。縮毛矯正もかけているから、時間が経てば経つほど地毛の天然パーマの部分が出てきてえらいことになってしまうのだが、まだ平気なのでは、もうちょっと待ってみてもいいのでは、と自分を甘やかしてしまう。しかし、見目麗しくないどころか目も当てられない造形の自分はそういうところを疎かにしてはいけないということに最近ようやく気が付いてきた。不細工だから化粧したりしても無駄、ではない。不細工だからこそ形を整えるべきなのだ（自分が気になっているのであれば、ね）。ということで、3ヶ月ごとに髪を切りに行く日とその予約をする日をGoogleカレンダーに登録した。これで当日の朝になったら通知が届くっていう寸法よ。そこまでしないと動けないのか、という自分自身に対する落胆とともに、ここまですればどうにかなるだろう、という自分に対して楽観的に構える気持ちが混在する。美味しくて好きな焼き鳥屋さんの店主と閉店後に飲みに行ったときに教えてもらってから数年来同じ美容室に通っているのだけれど、程よい距離感で接してもらえるので有り難い。そろそろ来たほうが良いんじゃないハガキもスルーするし、まとまりが良くなるというヘアオイルにも「へえ～」という相槌しかせず、世間話にもそこまでノッてこない客だから、そういうタイプだと分かって放置プレイしてくれるのかもしれないけれど。「今回はどうしますか」「いつもぐらいで」「そうっすね」ですっきりさっぱりしてもらえるのだから感謝しかない。ということで、明日行ったら次は2月末かな。ちゃんと予約しますように。数カ月後の自分が怠けないことを祈る。
