パンだ

ゆるくまったりと好きなことを好きなように

2023年3月4日 中山7R

一口出資馬が500万下を走るなんて! とドキドキそわそわしながらアンビバレントを応援しに中山競馬場に行ってきた。前走は松山弘平騎手がうまく逃げてくれたものの、もう砂被りNGが分かりきっているような感じで、ハナを奪えなかったら終わりかな、なんて思いつつ。

今回も茶こし……ではなくホライゾネット着用。パドックでは落ち着いているように見えた。贔屓目からか、もしかしたら今回もいいところいけるかも、と思ってしまう。人類が最後に罹るのは希望という病気である――。

こちらを向いてくれるとうれしい。アイドルか? 今日も馬装キマってるね! と心の中で投げかけたけれど、ホライゾネット着用をキメていることは褒めていいものか悩みどころ。

今回の鞍上は菅原明良騎手。チョロいオタクなので首筋をぽんぽんする仕草だけで好きになっちゃう。

返し馬でちょっとテンションが上がったような素振りを見せた? とはいえ個人的には心配になるほどではないと感じたので比較的冷静にスタートを待つことができた。一緒に観戦していた夫はもう勝って口取りする気満々で、スムーズに集合場所に向かえるように私のリュックを背負ってくれて、アウターもカメラも預かる準備万端だった。出資者本人より気合い充分。有り難いことです。

ゲートが開いて、スタートもよく決めたアンビバレントと菅原明良騎手。それを見て「逃げろ逃げろ! 行け! 譲るな! ハナに立つんだ菅原くん!」と興奮する2人。覆い被さる実況「アンビバレントは譲る形となりました」あ……ああ~~~……。

ああ~その顔がすべてを語ってるね菅原くん~~~……。結果16頭中14着。今回はハナを奪えなくて他の馬のキックバックで砂を被り、道中で走る気を失くしたか、ずるずる下がっていくというか、うまく走れない姿を見ていたから菅原明良騎手の表情に、お疲れさまでした……としか浮かんでこなかった。乗ってくれてありがとうございました……。

レース後、ノルマンディーオーナーズクラブのホームページでコメントを見てみると展開もそうだけれど、やっぱり砂を被るか被らないかが分かれ目のようだった。次は芝を試してみたいともあったから、ここで選択肢が増えたらいいなあ、と次走を待つことにする。何はともあれ今回も無事にゴールできて戻ってきてくれて良かった。