パンだ

ゆるくまったりと好きなことを好きなように

写真と、写真をSNSに載せること


0.マルターズアポジー

 

いつぞやの仕事終わり、帰りの電車内でTwitterを開いたらなんだかタイムラインが賑わっていた。日本中央競馬会JRAからのお願い・ご注意のページで"私的使用目的以外の撮影や、インターネットその他メディアを使って公衆向けにJRA施設内で撮影した写真・動画をライブ配信、録画配信、投稿、アップロード等する行為"をお断りしていて、この件に関して気になった方がJRAに直接問い合わせたところ、TwitterInstagramなどSNSはすべてアウトだそうだ、とツイートしたことによるものだったようだ。二次創作界隈で似たような展開を何回か見たなあ、と思いながらどこに着地するのか気になっていたのだけれど、東スポの競馬記者の方がJRA広報に確認して、ファン同士がSNS上で楽しむ分には問題ないという旨のツイートをしたことで一旦は収まったようだった。

ということで、これまでの中でいちばん強く「私は私の推しを撮りたい!」と思っていたであろうある期間の写真を並べていく。※当時は突然平日に休みを取るのが難しかったため地方競馬での写真は無い。

 

1.サンニューオリンズ地方競馬のため写真無し)


2.ハクサングロウ


3.トモジャボーン


4.サンマルデューク


5.オトメノスガタ


6.セイカポコアポコ


7.メガミノキセキ


8.アトランタ


9.ニシキエ


10.ケンブルース


11.セイカポコアポコ


12.ハルナ


13.シングンラヴソング


14.トウショウギフト


15.クインズチラゴー


16.ギンチャン


17.スワンボート


18.ゴールドアピール


19.ピュアソルジャー


20.トーセンミッション


21.アトランタ


22.ケンブルース


23.バナナボート


24.レオクイック


25.クインズチラゴー


26.キタサングラシアス


27.セレステアルスター


28.ピュアソルジャー(鼻出血のため写真は控える)


29.カゼニモマケズ


30.アトランタ


31.ビクトリーソング


32.デルママイウェイ


33.ウサギノカケアシ


34.イノセンシア


35.アルセーヌメジャー


36.マルターズアポジー


37.トーアポリネシア


38.スティールランス


39.ケンブルース


40.ベントデアモーレ

 

一時期に比べると自分は競馬場に行く頻度がガクンと下がり、競馬場に行ったとしても以前のように撮った写真をその場だったり当日中にツイートすることは少なくなった。だからなのか、今回の一連の流れにふーんとは思っても、それ以上の何かは感じなかった。無関心になることが身に染み付いてしまったとか、競馬に対する比重が自身の中で軽くなったとか、自分ではそうと認識していなかったけれど実際は変わっていたということの現れなのか。あーなんか大変だなあ、とどこか他人事のような感じがしていた。二次創作の同人活動でたまに見るやつだな、と呑気に構えていたのが一番の理由のような気がするが……。

 


41.カゼニモマケズ


42.マイウェイレコード


43.シングンジョーカー


44.キタサンミカヅキ


45.クラウンロマン


46.デルマコイシグレ


47.エリーヒストリー


48.デルマオウショウ


49.ブルーオーシャン


50.レオクイック


51.ホザンナ


52.ビクトリーソング


53.ジェイケイフージン


54.バナナボート


55.イノセンシア


56.ダイメイホークス


57.サンナッシュビル


58.グラスリーケット


59.コイヲダキシメヨウ


60.ラインアストロ


61.マッチレスヒーロー


62.ビーバップルーラー


63.シングンマイケル


64.エドノライト


65.マルターズゲイル


66.シングンジョーカー


67.フレンドスイート


68.メイショウササユリ


69.キタサンミカヅキ


70.フクノシャングリラ

 

とはいえ、これからはひっそり1人で楽しむしかないか、と思ったときになんだか寂しいようなぽつーんと取り残されたような、そんな感覚を受けたのはたしかだ。自分は自分の好きで競馬場で写真を撮っている。それは頼りない記憶を補う役目でもあるし、後々見返しては当時の思い出を呼び起こすスイッチでもある。ここまでであれば1人で撮ってデータ保存して楽しむ、ということで完結すればいい。SNSに載せるのは、自分が元気ややる気を出したいときやもうちょっと踏ん張らないといけないというときに見返せるように、という意味合いが多い。出先でしんどいときは、自分の好きなものがたくさん載っている自分のTwitterのメディア欄を見ることが多かったから。

あとはまあ、ねえ見て見て~! という気持ち。自分は自意識過剰で被害妄想の癖があるのは幼い頃から親に言われていたこともあり自覚していて、自己嫌悪感を抱きながらも自己顕示欲が巣食っている。それが「見て見て~!」に繋がっているのかもしれない。見てほしいのは自分の写真ではなく、そこに写っている自分の推しなのだけれど、自分の好きなものを見てほしくて写真を載せるのはある種の自己顕示欲だと思う。

 


71.ギンチャン


72.サンウィノナ


73.ナスカザン


74.スピニングスターズ


75.ジェイケイフージン


76.マサノホウオウ


77.タケデンタイガー


78.クラウンハイト


79.ホーガンブリッジ


80.ピュアソルジャー


81.リカセンス


82.オフコース


83.カシノワンパンチ


84.テンツクテン


85.ラブオールミー

86.リバータイキ(バックヤードツアー当選のため写真無し)


87.クリノタブマン


88.センノギモーヴ


89.シングンマイケル


90.カンバンムスメ

 

書きながらふと思い出したのだけれど、自分がTwitterを始めた頃はいわゆる同担を見つけられなくて分母も今より少なかったから、推しの写真を載せる人は少なくて(いま思えばもっとたくさんの方がいらっしゃったと思うけれど当時は探し方が下手で今ほど多く見つけられなかった)、じゃあ自分が撮るぞ、と一眼レフを買ったのも写真を載せる理由としては大きいかもしれない。

 


91.ブルーフライ


92.キタサングラシアス


93.パイルーチェ


94.マサノホウオウ


95.レッドゼノン


96.サンウィノナ


97.ナスカザン


98.ライトフェアリー


99.フクノシャングリラ


100.ジャイアンヴォーグ


101.ネオビッグバン


102.シングンジョーカー


103.キタサンミカヅキ


104.テセラプルーニア


105.ヤマタケジャイアン


106.ハツガツオ


107.マサノホウオウ


108.デルマタビダチ


109.ベルウッドタマド


110.テンツクテン

 

それと……ちょっと卑屈な言い方は良くないのだけれど……引退や故障、可愛い仕草や駆け抜ける姿で人々の気を惹くのは未勝利馬より1勝でもしている競走馬で、皆が悲嘆に暮れたり持ち上げられたりするのはそういう競走馬だということになんだかもやもやする気持ちが拭えなかった。そんなことは無いとはわかる。どんな競走馬でも、応援していて、何かあれば悲しんで、うれしいことがあれば喜んで、と真摯に誠実に向き合っている人がいるのはわかっている。同時に、何千頭もの競走馬すべてに気を配ることは現実的ではないのもわかる。当然だ。自分もすべてを把握することなんてできない。でも、未勝利だとしても競走馬は競走馬で、彼ら、彼女らも見てほしい。自分なんかよりよっぽどそういう気持ちが強い人は大勢いらっしゃるのに、当時の自分は驕り高ぶった気持ちも幾許か抱えていた。

 


111.ヤンチャボウズ


112.タケデンタイガー

113.ダイメイホークス(地方競馬のため写真無し)


114.グレーミーティア


115.ミスベル


116.ジャイアンヴォーグ


117.セレステアルスター


118.シングンアルテミス


119.キタサンミカヅキ


120.アキサミヨー


121.トニーファイブ


122.エイシンスペーシア


123.ギンチャン


124.マインキング


125.サンウィノナ


126.ウェーニーウィキー


127.ジャイアンヴォーグ


128.スズカサニーサイド


129.フジマサシルバー


130.ペンタプリズム


131.サザンボルケーノ


132.スペルマロン


133.トニーファイブ


134.セヴンゴシック


135.ヤンチャボウズ


136.ヤマタケジャイアン


137.シングンマイケル


138.シュンクルーズ


139.シングンガガ


140.マダムサッシュ


141.テルメディカラカラ


142.ミスベル


143.ニシノアストライア


144.テンツクテン


145.マルターズアポジー


146.クラウンスカイ


147.トップギア


148.セヴンゴシック

 

でもやっぱり一番強い理由は、自分のSNSぐらい自分の好きなもので埋め尽くしたいから。それに尽きる。とはいえ、さまざまなグレーのなかで各所からお目溢しをいただいていることに違いはない。その上で自分の好きなものを好きだと言い続けていられている。二次創作の同人活動と同列にするのは若干迷いがあるが、何かあれば一発アウトだということは肝に銘じておかなければ、と再認識した次第。

 


149.デルマサリーチャン